建築屋の立場でアフターコロナについて考える二回目です。
今回は「住まいと換気」というテーマです。
コロナウィルスは変異を重ね、現時点(2022年4月)で最も感染数が多いのは「オミクロン株 BA.2」という種とのことです。
初期に流行した種に比べ重症化率は非常に低い反面、数倍以上の感染力を持っており、第七波の感染増大も懸念されています。
このウィルスへの対策として、当初から一貫して推奨されているのが「換気」ということで、最近は住宅の換気についても様々な提案がなされています。
換気そのものは一定時間、窓などの換気口を開けることで簡単に行うことが可能ですが、ここで大きな問題になるのが「室温の管理」です。
これから暑くなる季節。せっかく涼しい室内も換気によって冷気が逃げ、室温や湿度が上昇してしまうことになります。
更に問題なのが、この失われた冷気を回復するために空調機器の運転量が増加し、その結果新たな電力エネルギーを消費することです。
コロナ問題はエネルギー問題にとっても大敵ということになりそうです。
当社が手掛ける特許換気システム「CD-HEV」工法は、この問題を解決する大きな手段なのではないでしょうか?