コロナ禍もついに3年目を迎えました。建築屋の立場でアフターコロナについて考えてみようと思っています。
初めは「住宅の立地」というテーマです。
多くの専門家は今後「with コロナ」、すなわちコロナとの共生の時間が続くと予想しています。コロナの感染拡大防止策として「3密の回避」が有効であるのは誰もが認めることですので現在、様々に行われている「3密の回避」策は今後、ライフスタイルの中に定着していくのではないでしょうか?
リモートワークの浸透、在宅時間の長時間化、住宅空間の大型化などは、住宅立地の重要な要素に加わってきています。
従来のスタンダード「近い」「狭い」「高価」が急速に見直され、都心から1時間程度の郊外住宅地の人気が高まっています。
バブル崩壊後は人気の低かった高度成長期に開発された郊外の大規模住宅地も再評価されてきました。
コロナ禍は住環境にも大きな影響を与えているようです。