会社概要

時代によって顧客ニーズが変化し続けるなか、幸三は祥司とともに「暮らしやすい家」造りとは何かを模索し続けました。「住まいは幸せの器」という基本理念に基づいて、いっときの流行に左右されずに住む人たちが快適でいられる住宅こそが「暮らしやすい家」であるとの結論から、平成元年、鐘淵化学工業株式会社(現:株式会社カネカ)が開発した「SC工法（外断熱二重通気工法）」をいち早く導入、当時は極めて斬新で画期的な木造軸組外断熱工法の家づくりを開始しました。
　１９９１年（平成3年）に一級建築士事務所登録を完了し、設計・監理・施工の一貫体制が整い、「同じ家は造らない」注文住宅専業の建設会社としての方針が明確になりました。設計は祥司、施工の陣頭指揮は幸三という分業体制が確立したことで、山崎建設の「いい家づくり」への思いは加速していくことになりました。

創業から93年目となる2007年（平成19年）、三代目は70歳を迎える節目で会長に退き、祥司が四代目社長に就任しました。四代目は初代から積み上げた信頼と実績に加え三代目と共に手掛けた木造外断熱工法を受け継ぎながら、時代に即した新しい技術や資機材を取り入れた「いい家づくり」を続けています。更に創業から103年を経た2013年（平成25年）からは、山﨑建設が創業から続けてきた「人材の育成」という原点に戻り、若手建築技術者の社員採用を開始、安定した仕事環境を提供し、施工技術の向上と継承による高い施工水準の維持をはかっています。

　創業から１１４年目の２０２４年には、「１００年住まう家づくり」をテーマとするFeels「36028」の取り扱いを開始しました。Feels「36028」とは、耐震等級3、断熱性能6、気密性能c値０．２８以下という国内最高レベル※の耐久性能と省エネ性能に機械式換気システムを組み合わせた、山﨑建設オリジナルの高耐久・高機能住宅のブランド名で、「住む人たちが快適でいられる住宅こそがいい家である」という創業からの精神を踏襲しつつ、時代や環境の変化に対応した山﨑建設の考える新しい「いい家づくり」のコンセプトを表現したものです。

※２０２４年４月現在での性能比較